クリスマスに、クラシックギターでバッハは如何でしょうか?

【クリスマスに、クラシックギターでバッハは如何でしょうか?】

 

 

J.S.バッハは、リュートを好んでいた事をご存知でしょうか?

リュートについては当時随一の名手、S.L.ヴァイスとも親交深く(一緒に演奏会をしたり、バッハの曲をヴァイスが編曲したり…)

 

 

はたまた、バッハ渾身のヨハネ受難曲やマタイ受難曲(初期版)にもリュートが使われています。

マタイのリュート独奏は、本当に美しい…。

他の楽器では出せない、語るような演奏はぜひ、一度はお聴きください!

 

 

そして、バッハがリュート独奏曲用に書いたリュート組曲があります。

 

※厳密には、組曲とはバロック時代にはアルマンド、クーラント、サラバンド、ジーグがセットになっているもの、

なので、組曲とは言えない曲集があるとか、

はたして、すべてがリュート用として書かれたのか疑問が残るとか、

そういう話が有るようですが、省略。

 

リュートは、バロック時代、フランス宮廷で愛されました。

メッサンジョーやゴーティエ、ヴィゼーという名手によって、フランス風の優雅な曲が沢山残っています。

(適当に以上の名前で検索したら、一杯名曲が聴けます!)

 

 

残念ながら、その後フランスではリュートはチェンバロ(フランスではクラヴサン)に取って代わられました。

が、チェンバロでも、リュート風に優雅に演奏することが重視されたそうで、

その後の発展は、クープランの名曲などを聴いていただければ共感していただけると思います。

 

 

で、残念に思うのは、クープランやラモーというフランスバロックの巨匠は、もうリュート曲を作らなかったこと。

「ああ、さぞかし美しい曲を書いてくれただろうに…」

「もう、リュートはあきらめて、チェンバロを弾いたほうが良いのだろうか?」

 

 

けれど、安心してください!

バロック音楽を集大成したバッハ。彼がリュート曲をちゃんと作っていますから!

 

 

 

閑話休題

時代の流れに取り残されたリュートは、歴史から消え去りますが…

リュートの親戚楽器、ギターは見事モダン楽器として、復活!

 

 

ここに、バッハのリュート曲も、ギター用に編曲されて復活を遂げました。

巨匠の演奏としては、セゴビアやブリームの演奏で、手軽に聞くことができます。

(ギターでバッハを弾くのは、既にタレガがはじめていたそうですが…)

 

 

また、古楽の研究が進んだ現在、ギターによるバッハも、どんどん進化しているようです。

 

 

というところで、何と今年はギタリストの益田正広氏が「Bach on Guitar」というCDを出されるという。

早速、拝聴させていただきました!

 

 

これは、端正でかつ美しい!

リュートの格調高い曲を聴くには最適!と思い、今日は一日中、CDを聴きながら仕事をしております。

 

  

さて、長々と書いてきましたが、実は12月22日(土)に京都下鴨の町家喫茶で益田氏によるギターコンサートを開催するのです!

もちろん、バッハもたっぷり演奏していただきます!

 

新作CDの販売もしていただきますので、直接購入していただけるチャンス!

 

 

クリスマスに、クラシックギターでバッハは如何でしょうか?

 

 

https://www.kyoto-gekkodo.com/information/